SONAR X2 初心者向けブログ

SONAR X2 PRODUCER を使ってみて、つまづいた点とその解決方法をアップしていきます

初音ミクに歌ってもらう手順についての補足

少し前に、「初音ミクに歌ってもらう手順(前編・後編)」という記事を書いたのですが、何回か VOCALOID Editor3 を使ううちに、問題が生じる場合があることに気づきました。

 

記事の前編は、SONAR でメロディを作って、それをMIDIファイルとしてエクスポートするところまで、後編は、それを VOCALOID Editor にインポートするまでについて書いてあります。

ところが、SONAR で作ったMIDIファイルを VOCALOID Editor にインポートしたときに、歌詞を書き込んだり、音のプロパティを開いたりすることができない場合があるのです。

 

具体的に説明すると、本来は、VOCALOID Editor で音を入力すると、下の図のように発音記号と歌詞を書き込めるように表示されます。

また、この歌詞の部分を右クリックすると、音を細かく設定するためのプロパティを開くことができます。

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ところが、これを手入力せずに、MIDIファイルをインポートして入力すると、下の図のように歌詞を書き込めない表示になってしまう場合があります。

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何度かこの手順を踏んでみて気づいたのですが、歌詞入力できる表示になる場合は、MIDIの音符がどこかで重なっていて、再生ボタンをクリックした際に「音符のノーマライズを実行してください」という指示が出る場合です。

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この指示が出たとたん、歌詞が書き込める表示に変わります。

そして、ノーマライズすると、歌詞を書き込める状態で再生できます。

 

問題は、音符がどこも重なっていなくて、ノーマライズを実行しなくても、MIDIファイルが再生できてしまう場合です。

この場合、歌詞を書き込める表示が出ないまま再生され、そして歌詞を書き込めるようにする方法がないようなのです。

もしかしたら、あるのかもしれませんが、わたしにはまだわかりません・・・。

今までノーマライズして使うことが多かったので、このことに気づかず、少し前に気づきました。

 

そこで、最近は、MIDIファイルを作るとき、つまり、SONARでメロティを作るときに、わざとどこかの音符を重ねて入力しています。

それを VOCALOID Editor にインポートしたときに、意図的にノーマライズを求めさせて、歌詞入力できるようにするためです。

ちょっと、不可解なことになっているのですが・・・。

もしかしたら、うまく歌詞表示させるほうほうがあるのかもしれませんが、方法がわからないので、今のところ、こんなふうにやっています。

 

MIDIファイルから VOCALOID Editor にインポートすると、歌詞入力などができない」と思って不便に感じている人がいるかもしれないので、この記事を書いてみました。

VOCALOID Editor の使い方に詳しくなれば、解決するのかもしれません・・・。

また、わたしが使っているのは、VOCALOID Editor3 なので、他のバージョンのソフトなら問題ないのかもしれません。