SONAR X2 初心者向けブログ

SONAR X2 PRODUCER を使ってみて、つまづいた点とその解決方法をアップしていきます

SONAR X2 ピアノロールに簡単に入力する手順

SONAR X2で、ピアノロールにさくさく入力できるようになると、かなりストレスが減って、楽曲製作も楽になります。

今日は、これを初心者向けに簡単に説明しようと思います。

 

例として、簡単なベース音を、ドードードードー、と四分音符で2小節分入力するとします。

まず、①スナップ機能をONにして、入力する音符に合わせてスナップの分解能(動きの単位)を選択します。

今回は、四分音符を入力するだけなので、1/4(四分音符)を選択して、スナップをONにします。

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 ※このスナップ機能はとても便利で重要なので、詳しく解説してある、一つ前の「スナップ機能を使うには?」という記事も参考にしてください。

 

つぎに、②MIDIデータの入力単位を設定します。

SONARの画面の、いちばん左上のあたりにあるボタンを右クリックして設定します。今回は、四分音符を入力するだけなので、1/4(四分音符)を選択します。

(ちなみに、ここで「直前に選択したデュレーション」を選ぶと、入力したとき、いちばん直前に入力した長さ(音符)にしてくれるので、これも便利です。)

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そして、その上にあるボタンから、③入力モードでスマートツールを選択します。

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これで、ピアノロールでスナップが効くようになり、固定された長さの線(固定された音符)を入力することができるようになります。

 

つぎに、④ピアノロール上で入力したい場所をクリックします。

すると、黒い縦線が現れます。

ピアノロールのタイムルーラー上には、小さな白い文字でスナップの効いていない場所の数字(下の図の場合なら、6:2:566)が現れますが、これはスマートツールのペン先の位置を表示しているだけなので、気にしなくて大丈夫です。

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⑤この縦線を表示させたあとに、その線のあたりでダブルクリックをします。

すると、②で設定した音符が入力されます。

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同じように、入力したい場所でクリックをして縦線を入れ、つぎにダブルクリックをする、という動作を繰り返します。

すると、簡単にピアノロールにMIDI入力ができます。

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ピアノロールにだけ、スナップを効かせたいときは、ピアノロールの右上にあるスナップボタンを選択することもできます。

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ちなみに、ピアノロールビューのスナップボタンのそれぞれの機能についての説明はユーザーズ・ガイドにはなく、SONAR本体のヘルプで見ると、次のようになっているようです。

MIDIイベントにスナップするというボタンと、マーカーにスナップするというボタンがあるのですが、わたしはまだどちらもその機能を体感していません・・・。)

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以上が、ピアノロールに入力する場合の説明でした。

①~⑤の順番で入力すると、さくさく入力できます。