初音ミクのインストール(追記あり)
あけましておめでとうございます。
ブログの更新を二ヶ月休んでしまいました。
更新を休んでいた理由は、初心者がSONAR X2 で曲を作るための基本的な説明はだいたいできた、というのと、シンセサイザーの説明がけっこう大変で、疲れてしまったので休みたかったからです。
そのあいだ、ふつうに曲作りをしていたのですが、SONAR X2と VOCALOID を使って、歌ものをつくってみたくなりました。
今まではシンセサイザーを使ったインスト曲ばかり作っていたのですが、このブログでも、VOCALOID のファンの方のコメントや、V-Vocalついての説明がほしいといったコメントがあったのも動機になりました。
そこで、流行りの初音ミクを使ってみようと思って、この年末休みにインストールしてみました。
しかし、これがまた、VOCALOID初心者にはなかなかわかりにくかったので、今日は、その作業の顛末について書いてみたいと思います。
まず、VOCALOIDについて何も知らなかったわたしは、ヨドバシカメラに行って、『初音ミク V3 バンドル(HATSUNE MIKU V3 BUNDLE)』を買ってきました。
初音ミクシリーズはもうバージョン3が出ており、さらに、英語を発声させられる英語バージョンもあるということで、その英語版の付属しているバンドル版を買ってきました。
そして、わくわくしながらインストールをしたのですが、なぜか、Tiny VOCALOID3 Editor というVOCALIDの機能限定版しかインストールされていません。
わけがわからないまま、インストールしなおしたり、VOCALOIDについて調べなおしているうちに、なんと、初音ミク V3には、初音ミク自体を動かすためのエディターがついていないことが判明!
初音ミクV3 とは別に、VOCALOID3 Editor というソフトを購入しなければならないことがわかったのです・・・。
公式サイトの購入ガイド を読んでいればよかったのですが、はじめて初音ミクを使おうと、パッケージを探している人にはそんなことわかりませんよね?
結局、ダウンロード版を購入しましたが、予算的にも1万円オーバーとなりましたので、これから初音ミクを購入される方は、ご注意ください。
ちなみに、CD-ROM版では、VOCALOID3 Editor と VOCALOID3 Editor SE の二種類があるのですが、SE版が最新バージョンのセカンドエディションなので、こちらを購入すれば大丈夫です。
違いはエディターのバージョンと、Job Plugin の追加だけです。
なので、SE版ではないほうを購入した場合でも、無料で最新バージョンのエディターにアップデートすることができますし、SE版で追加されたJob Plugin は、VOCALOID STORE で無料でダウンロードできます。
その後、ダウンロードしたファイルを Jobplugins というフォルダに入れてエディターから追加すればOKです。
こうして、VOCALOID3 Editor をインストールして、ようやく初音ミクを使うことができるようになりました。
・・・というわけで、初音ミクを使いはじめるのは、けっこうわかりにくくて、どれを買えばいいのか、どのバージョンを買えばいいのか、そういうことを調べるのも大変でした。
この記事が、同じような状況の人の役に立てればよいのですが。
次回は、SONAR X2 で作った曲をさっそく初音ミクに歌ってもらったので、その手順について書きたいと思いますが、今日はここまでです。
それでは、みなさま、よいお正月をお過ごしください。
※追記(2014/01/03)
調べ中なのですが、初音ミクV3 には、Studio One (Piapro Edition) というエディターが付属しています。
これは、VOCALOID ではないのですが、初音ミクV3を動かせるエディターのはずです。
そのため、初音ミクV3を使うのに必ず VOCALOID3 Editor を購入しなければならないわけではないようです。
ただ、わたしがインストールしてみた現時点では何かで失敗していて、説明書のいう通りに使っていくことができず、初音ミク自体まったく動かすことできません。
使い方もいまいちわからない状況です。
Studio One についても使い方や、インストールのどこでつまづいているのかが判明したら、ブログに書きたいと思います。