SONAR X2 ウェーブテーブルシンセのパネルについて
前回の記事で、アナログソフトシンセの基本操作について書いたので、今回はそれを元に、ウェーブテーブルシンセについても書きたいと思います。
というのも、ウェーブテーブルシンセも設計概念は、アナログソフトシンセとほとんど同じなので、アナログソフトシンセの基本操作ができれば、ウェーブテーブルシンセでも簡単な操作をすることができるからです。
では、前回のアナログソフトシンセの基本操作の記事を元に、今回は D-pro と Rapture のパネルの説明をしたいと思います。
アナログソフトシンセでは、最低限、3つの設定が必要でした。
①OSC(オシレーター)・・・波形とピッチ(音の高さ)を設定する。
②FLT(フィルター)・・・音色を設定する。
③AMP(アンプ・エンベロープ)・・・音の大きさを設定する。
これはそのまま、ウェーブテーブルシンセでも同じです。
例えば、D-pro のパネルに当てはめてみると、こうなります。
Rapture のパネルでも同じように当てはめることができます。
Rapture のパネルは、D-pro よりも少し複雑ですが、基本的には同じようなパネルになっています。
PCや機械が好きな人なら、もうすでに、どこをどう操作すればいいのか、だいたいわかったのではないでしょうか?
詳しい説明は次回からしていくことにしますが、基本の操作は同じです。
SONAR のウェーブテーブルシンセは音が良くて、プリセットだけでもかなり使えるので、おすすめです。
さらに、基本的な操作がわかれば、プリセットの音を自分好みに調整していくこともできるので、ぜひ、躊躇せずどんどん使ってみてください。