SONAR X2 R-MIXを使うには?
オーディオクリップも扱うようになったら、さらに、オーディオにエフェクトをかけてみたくなります。
とくに、SONAR X2 がいちばん売りにしているのが、R-MIXという機能です。
PDFファイルのプラグインエフェクトのマニュアルにも、いちばん初めに登場しています。
ボーカル音だけ抜き出したり、特定パートだけを抜き出してサンプリングするなど、リミックス曲の制作には、素晴らしい働きをしてくれるとか・・・!
これを楽しみにSONAR X2 を購入した人も多いはず。
・・・ところが、これも初心者には、とってもわかりにくいのです。
何よりまず、いったい、R-MIXはどこにあるのか??
FX(プラグインエフェクト)は、ブラウザのPluginsというタブのなかにある、Audio FX のなかにあることはわかると思うのですが、そこから先がわかりにくいです。
R-MIXは、FX Chain の ProChannel のなかにあります。
このProChannel のなかの、真ん中より少し下のほうにある、R-MIX SONARというのが、それです。
FX を使いたい場合は、エフェクトをかけたいクリップ上に、好きなFXをドラッグします。
すると、クリップの右上に、FXという小さな表示が出て、ドラッグしたFXのパネルが出てきて使うことができるようになります。
パネルをしまったあとも、クリップのFXという小さな表示部分をダブルクリックすれば、使ってるFXが表示され、ON/OFFの切り替えや、パネルの再表示などもできます。
ところで、こうして出てきたR-MIX SONARのパネル、シンプルすぎると思いませんか??
calkwalkがCMしていたのは、こんなのじゃなくて、音声を視覚的に表してくれるもっとすごいパネルだったはず・・・。
でも、どこをクリックしても何も出てこない・・・??
・・・こんなふうに迷い彷徨った人も多いと思うのですが、どうなんでしょうか。
じつは、クリップ上のFXという小さな表示をダブルクリックしたときには、R-MIXは、ここまでのパネルしか出ないのです。
・・・なんというトラップでしょうか!
たぶん、他のFXなら、問題ないのではないかと思うのですが(わかりません)、R-MIXの場合、クリップからパネルを出すと、このシンプルなパネルしか出ないのです。
あの、視覚化されたすごいパネルを出すには、トラック表示部の下にあるMultiDock表示部から、「コンソール」というタブを開いてください。
さらに、コンソールの上部を表示させてください。
すると、ここにもFXが表示される部分があります。
ここに表示された「R-MIX SONAR」というボタンをダブルクリックすると、また同じシンプルなパネルが出るのですが、さらに、そのパネルの下の、「R-MIXSonar_64」という小さな文字をダブルクリックしてください。
すると、あの、視覚化されたパネルが現れます。
もともとSONARを使っている人には、問題はないのかもしれませんが、SONAR初心者には、長い道のりでした・・・!