SONAR X2 ドラムをリアルタイム録音でMIDI入力する手順②
さて、キックとスネアを入力したら、つぎはハイハットをMIDIで入力します。
クローズハイハットはF#2、オープンハイハットはA#2の鍵盤を叩きます。
キックとスネアと一緒に入力するのは大変なので、分けて録音します。
SONAR X2では、何もしなくてもそのまま重ねて録音していくことができます。
①と同じ手順で録音していきます。
すると、こんな感じになります。
また拍とずれているので、①と同じ手順でハイハットを入力したクリップにクオンタイズをかけます。
すると、こんなふうになります。
(ドラムの音は、基本的には伸びないので音の長さは揃えずにそのままでも大丈夫です。見た目の問題です。)
つぎに、キックとスネアを入力したクリップと、ハイハットを入力したクリップを一つのクリップにまとめます。
同じトラックで同じ時間に録音したので、クリップが重なっています。
このままでは作業しずらいので、トラックの左下の小さなボタンを押してテイクレーンとして表示します。
すると、重なっていたクリップをわけて表示することができます。
そのあと、二つのクリップを選択して、右クリックで「クリップにバウンス」を選択します。
すると、分けて録音したクリップをまとめることができます。
これで、自分でつくったリズムでドラムのクリップを作ることができました。
小節単位で切ってループ音源にしたりして、活用することもできます。
(「MIDIクリップをループさせるには?」という記事も参考にしてください。)
リアルタイム録音とクオンタイズでMIDIの入力をするのは、ドラムだけでなくどの楽器でも使える、おすすめの方法です。
SONARだけでなく、どの音楽ソフトでも使える方法です。