SONAR X2 MIDI録音するときに音が遅れる
SONARでプラグインシンセを立ち上げたら、さっそく録音もしてみたくなります。
MIDI鍵盤があれば、好きなシンセを自由に鳴らせますから、ドラムのループ素材を使って適当にリズムを刻ませ、そこにリアルタイム録音で音をのせれば、簡単な自作曲を作ることができます。
まず、新規作成で新しいファイルをつくります。
ブラウザの Media というタブから、好きなループ素材を選んでドラッグします。
Loops というフォルダにはループ素材が、One Shots というフォルダにはワンショット素材が入っています。
ループ素材が初心者には使いやすいと思います。
ドラッグすると、トラックにクリップが貼り付けられるので、それを好きな長さに伸ばします。
タイムウィンドウの下にある、120.00という数字はBPMなので、クリックして、好きなテンポに変えることができます。
次に、ブラウザの Plugin というタブから、好きなソフトシンセを選んでドラッグします。
シンセのトラックの録音ボタンを押したあと、いちばん上(コントロールバー)にある録音ボタンを押せば、シンセの音を、ドラッグしたループ素材に合わせて録音することができます。
トラックの上で右クリックをして、ピアノロールビューを出すと、録音した音を表示してくれます。
トラックが多くなって、PCのメモリをたくさん使うようになると、MIDI鍵盤の音がタッチよりだいぶ遅れることがあります。
この解決にはとても時間がかかったのですが、PDCという機能がSONARにはあることがわかりました。
いちばん上(コントロールバー)にある、PDCというボタンを押してください。
リアルタイム録音で、音がタッチより遅延することがなくなります。
※録音時に限らず、MIDI鍵盤からの音が遅れる場合は、一つ前の「SONAR X2 MIDI鍵盤の音がおかしい」という記事を参考にしてください。